環境
2010年03月17日
ボディコート: なぜエネルギーを消費する熱処理が環境にやさしいのか?
なぜエネルギーを消費する熱処理が環境にやさしいのか?
環境保護の観点で熱処理を考えると、「大量にエネルギーを消費する工程が、いったいどのように 環境保護につながるのだろう?」と不思議に思われるかもしれません。

逆説的ですが、熱処理、HIP処理、コーティングといった技術が無い世の中を考えて頂けたら、これらの技術の利点をご理解頂けると思います。例えば自動車を例に挙げると、ディーゼル燃料・石油燃料・電気・ガスといった動力源を問わず、自動車用部品にはHIP処理及びコーティングが施されています。また、自動車が旋回するには軸受が必要です。しかし、目立たない働きをする車輪軸受が自動車の寿命を延ばす(時には自動車の寿命以上に車輪軸受の寿命を延ばす)ことができるのは、熱処理のおかげであることに気づいている人は多くありません。もちろん、優れた設計や潤滑油の改良により構成材の寿命を延ばすことはできますが、熱処理を行わなければ車輪軸受の寿命は、1週間にも満たないでしょう。これはギアボックス、ファイナル・ドライブ(最終減速装置)、エンジンを始めとした、全ての運動部品に共通して言えます。
さらに、最新の熱処理技術を用いることで、設計技術者や製造者はアルミニウム等のより軽量な材質を使用することができます。これにより、構成材の寿命を大幅に延ばすことが可能となります。鋳物やサスペンションの構成材に使用されるアルミニウムに処理を施すことで乗り物の重量は軽減され、燃料の消費量を減らし、燃費を向上させることができます。熱処理を施さなければ、自動車の重量は大幅に増加し、磨耗のために部品を何度も交換する必要が生じるでしょう。これにより、更なる資源採掘や部品輸送、そして機械加工が必要となり、廃棄物が増加します。つまり、環境に多大なる悪影響を与えることになるのです。
熱処理は大量のエネルギーを消費する業務ではありますが、製造工程上の不可欠な要素となる為、最終的には全製造工程で消費される以上のエネルギーを大幅に節約できます。例え熱処理の代替となる工程があったとしても、経済合理性のない非現実的なレベルのエネルギーを使用しなければなりません。
ボディコート: 環境への配慮
環境への配慮
ボディコートでは事業活動を通じて、環境に関する最善策を実現すべく力を注いでいます。更に、それらの事業活動が確実に法規制を遵守し、地域社会に広く受け入れられ、環境への影響が最小限に抑えられるようにしています。また、私達は経済成長の追及と健全な環境が密接に関わりあっていることを認識しています。

常にテクノロジーの先頭に立つボディコートは、排出量を厳密に管理する為のマイクロプロセッサ制御を使用した最初の熱処理加工会社の1つです。また、ボディーコートはピーク時に必要とされるエネルギー量の削減や二酸化炭素排出量の削減を目的として20年以上前に負荷予測システムを初めて採用した会社でもあります。
エネルギー効率に対する積極的な取り組みを通して、当社では水及びガスの消費を抑制し、エネルギーを再利用する為の様々なシステムを確立して参りました。現在も環境への負荷を減らす努力を継続しており、ボディーコートの全ての工場においてISO14001環境認証取得を目指し、既に社内4分の3の施設ではこの認証を取得しています。
製造サイクルの中で我々が携わる全ての工程において、私達は環境に対してあらゆる影響を最小化することを目標に事業を運営しております。環境に対して積極的に貢献する上で重要なのは効率性です。つまり、複数社分の熱処理アグリゲーター(集合体)として、最新のエネルギー効率を重視した設備を使用することによりお客様の製品寿命を延ばし、お客様の事業活動で発生する二酸化炭素排出量の削減を行います。
ボディコートのサービスが無ければ、企業は最新の技術を用いることができず、機器も稼働率が低い状態で使用せざるを得ないでしょう。これはエネルギー、コストの両面からで無駄を生じていると言わざるを得ません。ボディーコートのサービスをご利用頂くことにより、お客様がより簡単に二酸化炭素削減に取り組んで頂ける環境の提供を目指しております。企業による二酸化炭素削減活動の法制化が進行している今日では、このようなボディーコートの取り組みは世界各地で更なる企業価値を生み出すことにつながるでしょう。


